生理前になるとニキビが増えませんか?
よく肌が荒れたりしますが
実はそれ「女性ホルモン」が原因なんです。
生理前にニキビが増える理由
女性ホルモンには、エストロゲン(卵巣ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。それぞれちゃんと理由があって分泌されて、生理前に多くなるのはプロゲステロンだと言われています。
プロゲステロンとは、体温を上昇させ、子宮内膜を維持し、乳腺を発達させる作用があると言われているため簡単に言うと「体が妊娠しやすい」状態になるということが言えます。
しかし同時に「皮脂の分泌量も多くなる」ので毛穴の皮脂が詰まりやすい!
毛穴に皮脂が詰まるとアクネ菌が増殖し、炎症を引き起こします。これがニキビの原因です。
つまり生理前のニキビとは
プロゲステロン(黄体ホルモン)の増加による皮脂の分泌量が増えるのが原因でした!
生理前のニキビを予防するにはどうすればいい?
生理前にニキビが何故出来るのか?ご紹介しました。
ではそれを踏まえてどうすれば予防することができるのかをご紹介したいと思う。
その方法でおすすめな事は実は2つあります!
洗顔と保湿
やはりニキビは洗顔と保湿が一番の予防法!
洗顔で顔の毛穴に詰まっている皮脂を落とす事でアクネ菌の活動は弱まり、ニキビは次第に消えていきます。なので洗顔が一番大事だと言われている。
特に生理前は皮脂の分泌が過剰なので、1日に2回洗顔料を使って洗ってもいいくらい!
もちろん人によって違うので「朝は水だけ・夜は洗顔料」という風に使う分けることが大事。
また保湿ですが、脂っこくなるからいいや!
って思って保湿しない人が居る事が私は非常に残念です…。
実はその脂っこい肌の正体は皮脂!
なぜ分泌されるかというと「肌が乾燥しているから」です!
皮脂とは肌の乾燥から守るために分泌されます。なので洗顔後そのままだと皮脂が全くない状態なので乾燥肌な状態なので、脳は皮脂の分泌を多くしようとします。なので肌が脂っこくなってしまうのです…。
それを防ぐには肌を保湿することで脳に「皮脂で守らなくてもいいんだ!」と思わせ、皮脂の分泌量を減らすのが一番の解決策です!
つまりどんな肌質であれ、保湿を忘れればニキビは増え続け無くなりません!!
ピルを服用する
避妊薬として有名な「ピル」を知っていますか?
ただ単に避妊の道具だけだと思っていませんか?
ピルの仕組みを知れば生理前のニキビが和らぐのが容易に想像出来ると思います。
ピルとは、脳に妊娠したと錯覚させて排卵を止める事で避妊します。そうすると女性ホルモンの働きが相乗的に弱くなります。
ピルの主成分はエストロゲンとプロゲステロンです。なのでプロゲステロンだけが多くなることは無くなりので皮脂の分泌量も減りニキビは少なくなりやすい。
ただピルによって配合も違いますし、人によってはニキビが悪化することもあります。
なので全ての方に有効だとは言いづらいかもしれません。