糖尿病というのはインスリンの異常によって血糖値が下がらない病気です。
原因は様々ですが、炭水化物(糖質)の過剰摂取による肥満が主な原因だと言われていますね。
そして糖尿病には1型と2型があり、それぞれ原因が違います!
また妊娠を理由に糖尿病になる妊娠糖尿病ってのもある!
1型糖尿病の原因
1型糖尿病の原因は基本的には1つみたいです。
ではその仕組みについてお話しましょう。
自己免疫による膵臓細胞の破壊
1型糖尿病は、自己免疫によってすい臓細胞が攻撃され破壊されます。
そうするとインスリンというホルモンが分泌されないようになると言われています。
インスリンとは血糖値を下げるホルモンで
これがないと高血糖が続いてしまうということです!
自己免疫が破壊される理由に関してはまだ分からない事の方が多いです。
それに自己免疫以外の原因不明の特発性も報告されています。
糖尿病の割合的には5%未満と少ないですが必ず発症しないというわけでもありませんね。
2型糖尿病の原因
2型糖尿病とは一般的な食生活等で起こる糖尿病の事です。
これもインスリンの異常によって起こりますが基本的には生活習慣によって引き起こります。
炭水化物の食べ過ぎ
ご飯やパン、麺などは炭水化物ですね。
炭水化物とは「糖質+食物繊維」で出来ているため血糖値が上がります。
そして食べ過ぎたり、1日5食などの食生活をしていると血糖値を下げるインスリンが異常に必要になりすぎて膵臓に負担がかかってしまいます。
そんな食生活を続けていれば糖尿病になってもおかしくありませんね。
糖の過剰摂取
糖尿病と言われているくらいですから糖の過剰摂取はいけません。
摂ればもちろん血糖値は上がります。
これを毎日、休めずに摂取していれば糖尿病になってもおかしくありませんね。
普段「3食+おやつ」をしていると
インスリンの分泌が過剰になるので膵臓に負担がかかりますよ!
肥満体質
肥満体質の方は糖尿病になりやすいことが分かっています。
これは肥満の人の方が大量のインスリンが必要とするのが理由だそうです。
インスリンが過剰分泌されれば、膵臓に負担がかかりますね…。
運動不足
運動を行うことで血糖値を下げて、肥満を解消します。
特に「有酸素運動」が血糖値を上げづらい運動なのでおすすめです!
基礎代謝を高めて血行を促進するのは合併症予防にも有効ですよ!
運動は糖尿病の治療としても使われるくらい大事。
食事の仕方
実は食べ方によって血糖値の上昇は変わる。
食事の時に早く炭水化物を摂取すると血糖値は急上昇します。そうすると下げるために大量のインスリンが必要となるため糖尿病に繋がるのです。
ですがゆっくり食べることで血糖値の上昇を緩やかにすると糖尿病になりにくい!
また先に野菜を食べることで食物繊維が糖質の吸収をゆっくりにして、血糖値の急上昇を防ぐことができます。
ストレス
人はストレスを感じると「アドレナリン」というホルモンが分泌されます。
アドレナリンにはインスリンの働きを弱めるので
血糖値が下がりづらくなり高血糖状態が続きます。
糖尿病とは高血糖状態が続いている事をそう呼ぶため糖尿病になりやすいと言えるでしょう。
遺伝
片方の親が糖尿病だと1/3、両方だと1/2で発症するというデータがある。
そのため糖尿病は遺伝しやすいということがわかりますね。
もちろん食生活や運動で予防して、発症しないようにすることは可能です。
この遺伝は環境や食生活も含まれている。
妊婦さんなら妊娠糖尿病かも?
妊娠することで糖尿病を発症する妊娠糖尿病というのがあります。
これは、お腹の中の胎盤にあるホルモンが
インスリンの働きを弱めるのが主な理由だと言われています。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。