本能性高血圧(一次性高血圧)とは
高血圧患者の割合の90%以上が当てはまると言われています。
つまり殆どの高血圧は本能性ってことですね!
ではどんな原因で、どんな症状が現れるのか?ご紹介しましょう。
本能性高血圧とは
高血圧の90%以上は本能性高血圧です。
基本的に原因が特定出来ない物をそう呼びます。
原因が特定できないというのは「原因がひとつじゃない」という意味です。
高血圧は塩分やストレスや自律神経など様々な原因があるため、一つに絞ることは不可能。
原因が一つじゃないのが本能性高血圧と言うようです。
本能性高血圧の原因は?
先程もお話した通り原因は一つではありません。
しかしいくつかコレと言った大きな要因はあります。
塩分(ナトリウム)
塩分を摂取すると血圧が上昇すると言われています。
なのでよく高血圧の人が塩分を控えられるのはそのためです。
もし塩分が多い食事を毎日しているなら高血圧になるのも当たり前ですね。
糖分
糖分(炭水化物)を摂取すると血糖値が上昇します。
そしてその血糖値を下げようとインスリンというホルモンを分泌します。
しかしインスリンは交感神経を刺激するので血圧が上昇します。
なので糖分を摂取すると高血圧になるのは当たり前のことですね。
そして糖尿病の人は高血圧になりやすいので糖質の過剰摂取は控えないといけません。
ストレス
人はストレスを感じると交感神経が刺激されて優位になってしまうと言われています。
日中だとそこまで問題はないのですが、夜中にもし活発になってしまうと日中のように脳が集中してしまい眠れなくなると言われています。
また交感神経が高いと血圧は上がるので、よく怒った時に脳梗塞が起こるのは交感神経による血圧の上昇によるものです。
自律神経の乱れ
自律神経とは、交感神経と副交感神経で成り立っています。
そしてストレスなどによって交感神経は高まるのでが同時に血圧も上がると言われています
もし慢性的に交感神経が高いと血圧が上昇しっぱなしと言えますね。
お酒(アルコール)
お酒は高血圧の原因です。
アルコールは過剰に摂取すると血液がドロドロになると言われています。
また1合飲むだけでも、血圧は「3mmHg」上がると言われています。
タバコ(ニコチン)
タバコにはニコチンやタールなどの有害物質が含まれているので、血液をドロドロにして血管も弱らせます。
当然血圧が上昇するので、原因の一つと言えるでしょう。
やはり禁煙するのがベストだと思う。
遺伝
高血圧は遺伝することが分かっています。
親の片方が高血圧なら「1/3」で起こり、両方なら「1/2」で起こります。
つまり遺伝するということがわかりますね。
まぁだたこれは食生活や環境のせいもあると言われています。
つまり高血圧対策を行えば親が高血圧でも発症する可能性は少なくできる。
本能性高血圧の症状
本能性高血圧は90%の高血圧なだけあって一般的な症状で変わりはないです。
頭痛やめまい等の自覚症状が起こると言われています。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
本能性高血圧を改善する方法
高血圧の90%と言われている、本能性高血圧ですがどうすれば改善できるのか?
おすすめは「食事」です!
食事といっても難しいのでオススメの栄養素をご紹介します。
カリウム
カリウムとは体内のナトリウム(塩分)の排出を促す作用があります。
カリウムは「大豆系」の食品に多く含まれるみたいです。
豆味噌や納豆などに多く含まれているみたいです。
カルシウム
カルシウムには高血圧を改善する効果があります。
血圧を調節する働きがあるので、カルシウムの摂取もオススメです。
牛乳やモロヘイヤなどに多く含まれているみたいです。