摂食障害とは何か知っていますか?
実は以下のように分けられます。
過食症 | 食べる事がやめられない |
拒食症 | 食べる事ができない |
特定不能 | 原因不明 |
つまりこの3つを総じて摂食障害といいます。
しかし原因については実はどれも同じだと言われているんです!
摂食障害の原因
過食症・拒食症などを摂食障害と言います。
そしてその2つの原因には共通点がありますのでご紹介しましょう。
ダイエット
摂食障害が一番起こりやすいのは「ダイエット」だと言われています。
ダイエットと言えば痩せたい為に過度な食事制限をするものです。なので無理に食べないようにすると考えられるので拒食症になりうる。
もちろん逆にリバウンドによる過食症も考えられます。
摂食障害はダイエットによって起こりやすいと言えるでしょう。
ストレス
摂食障害とは「心の病気」とも言われることがある。
自分の体のコンプレックスもそうですし
周りの人からの言葉なども例外ではないでしょう。
またストレスを食べることで発散している人も少なくないのでは?
そういった意味では摂食障害とストレスには深い関係があると言える。
低血糖症
低血糖は摂食障害と深い関係にある。
低血糖の人は炭水化物(糖質)を摂取すると血糖値が大きく上がります。そうすると人間はそれを下げようとインスリンというホルモンを分泌します。
インスリンには血糖値を下げることが出来るので、これまたグンと低くなります。
この高低差が摂食障害につながると言われている。
人の血糖値の理想は緩やかに上がり、緩やかに下がる事です。
急激に上がると自律神経が乱れて、過食症になると言われている。
食べても食べても満腹を教えてくれる中枢が上手く働かないので食べ過ぎてしまう。
無理してそれを食べないようにすると過度なストレスを感じてしまい余計に良くない。
認知症
認知症の人の有名な言葉と言えば「食事を忘れる」ことです。
つまり過食症になりうるという事ですね。
食べたのに食べるもんですからこれは食べ過ぎに繋がります。
りっぱな摂食障害と言えるでしょう。
また逆に食べていないのに食べたと思ってしまう可能性もあり得る。
性格によるもの
摂食障害になりやすい性格があります。
それは以下の3つです。
- 完璧主義
- 優柔不断
- ストレスを溜め込む
こういった方は比較的摂食障害になりやすいことが分かっている。
不安や心配
不安や心配はストレスと言えるでしょう。
そこから食べることによるストレス発散につながってしまい過食症を発症するかも?
また10代の将来や現状の自分の成長していく体に不安を持つ方もいる。
そういったことで食べ過ぎに発展していくことはあります。
心と体が未熟な年代はやはり摂食障害を起こしやすい。
親・家族の愛情不足
実は両親の愛情が不足していると起こりやすいと言われています。
特に言われていることが「母親の愛情不足」です。
強いストレスや心にキズを覆ってしまうので、それにより摂食障害になりやすい。
もちろん父親の影響がゼロではありません。
摂食障害は中高生に起こりやすい
摂食障害といえば中学生・高校生が一番起こりやすいことが分かっています。
ダイエット等に敏感な時期でもありますし、親への愛情を一番影響されやすい時期でもあります。また成長の不安や心配もありますしね。
食べないで激痩せする…。食べ過ぎて太りすぎる…。
これらはもしかすると摂食障害の可能性があります。
重症化すると入院する必要が有り、治療生活が必要になる場合も考えられる。
摂食障害で死亡した例もある
摂食障害では死亡した例もある。
拒食症ですが、食べない事による死亡や自殺などはゼロではありません。
もしかするとあなたのお子さんにも起こる可能性はありますよ。
自分の子供は自分で守る、何より大事なことでしょう。